お久しぶりです!
細い線を連続的に描くには、色々な条件が揃ってないと難しいです。
下記のページも読んだと思いますが、エアブラシは正常の状態にある事が条件として、下記のページに書いてない事をいくつか書いておきますね。
エアブラシで描く究極に細い線の描き方 エアブラシアート動物画編
まずホワイトの顔料は沈殿しやすいので良く攪拌して下さい。攪拌されていない塗料で描くと、樹脂成分が通常よりも多く含まれていますので、詰まりやすくなります。プラモデル関係の用品で塗料攪拌用のビーズが売っているので、数個入れて攪拌すると、どのくらい攪拌すれば沈殿した塗料が混ざるか分かると思います。しばらく使用してない塗料ですと、最低30秒以上は攪拌しないとビーズの音がしてこないと思います。
ニードルに着いた塗料はメラニンスポンジを使うのですが、スポンジにペインティングメディウムを溢れる位まで浸して下さい。それとメラニンスポンジは安いので表面が荒れて来たら、マメに面を変えるか交換して下さい。塗料が濃いとすぐに詰まるので線を数本描く度に掃除をする場合もあります。何度か掃除をしているとニードルキャップ内も汚れて来るので、キャップをとって内側の掃除とノズル回りの掃除もして下さい。
最後に一番大事なのは希釈具合です。ある程度希釈しないと連続して細い線は描けません。沢山希釈すると塗料が滑るので、数滴づつ希釈をして調整してみて下さい。希釈をするので濃い線はゆっくりと動かすか、何度かなぞるかしないと描けません。
極細線は条件が揃ってないと難しいです。教室が再開出来ればエアブラシも見れるのですが、再開までは何とか自力で解決してみて下さい。