今回の絵は、写真を丸写ししてもつまらないので、背景に宇宙を描いてみました。入門編の「携帯ペイント」にも宇宙の描き方が説明してありますが、今回も同じ様な色合いにしようと思います。
本来ボードに絵を描く前に白を下吹きするのですが、今回に限り下吹きはしません。理由は下書きが消えてしまう事と、宇宙は比較的トーンが落ちていますので発色にはあまり関係が無いからです。
今回描く宇宙の色は深みのある青に設定しました。工程的にはブルーグレーをランダムに吹いて濃淡を付け、その上にプルシアンブルーを全面に吹きます。初めにグレーを吹く事によって、深みのある色合いになり、果てしなく続く深い空間を表現出来ると思います。
モノトーン編でも説明しましたが、絵を描く時は後ろにある空間から描いて行きます。今回の場合は宇宙が背景に有るので、宇宙から描いて行きます。
色の作り方
まずは宇宙の中でも濃い部分に使うブルーグレーを作ります。
色相表ではこの部分です。
(現在ブルーグレーは販売されていますが、当時は色の勉強の為に生徒さんに作ってもらっていました。ここでは色の勉強に為にブルーグレーを作ってみて下さい。)
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