エアブラシアート入門編 エアブラシの種類 - エアブラシワークス オンラインスクール

エアブラシアート入門編 エアブラシの種類

このページではエアブラシの種類について説明します。

エアブラシ

イワタCM-CP

こちらの画像がエアブラシです。このエアブラシで塗料を吹き、絵を描いたりペイントしたりします。エアブラシは種類が沢山ありますのでそれぞれの機能や違いについて説明します。

メーカーの違い

現在日本ではさまざまなタイプのエアブラシを入手する事が出来ます。大きく分けると日本製、台湾製、ドイツ製、中国製です。日本製の物は長野県にある北伸精機がOEM供給しています。

  • 日本製(北伸精機製)→イワタ、リッチペン、タミヤ、クレオスなど
  • ドイツ製→Harder & Steenbeck(2018年にイワタが買収しました)エアテックスも販売しています。
  • 台湾製→エアテックス、その他のメーカー
  • 中国製→アマゾンなどで売られている無名の低品質なエアブラシ

エアブラシの形状は何十年も変わらず、進化がほぼ止まっている状態です。そんな中、エアテックスは進化を求めて2015年辺りから日本製のエアブラシ並みの性能を出せる機種も出て来ました。製造は台湾ですが、日本の中で一番エアブラシに熱いメーカーで、私も開発に携わらせて頂いております。2016年辺りからは私もエアテックス製エアブラシを使用しています。

最近はアマゾンなどで中国製のエアブラシが激安で販売されています。プラモデルなどただ塗りたいだけなら良いと思いますが、私達の製作するエアブラシアートには精度が出ていませんので向きません。また、消耗部品も入手出来ないタイプもありますので、しっかりとしたメーカーのエアブラシを購入して下さい。

口径の違い

口径とは、ノズル(塗料の出てくる穴)の大きさをいいます。大きな口径は太い線、小さな口径は細い線が描けます。

ただ、小さな口径程塗料が詰まり易いので、小さければ良い訳ではありません。使う目的によって程良い大きさがあります。

広い面を吹く時は大きな口径、細かい部分を描く時は小さな口径と使い分けるのが一番良いのですが、その中間の0.3mmが一番良く使われている口径です。口径0.3mmが一番オーソドックスタイプと覚えておいて下さい。

一般的にエアブラシと呼ばれるエアブラシの口径は0.18mm~0.6mmまで有ります。

次はそれぞれの口径の特徴について説明します。

0.2mm以下のエアブラシ

イワタHP-BP

Iwata HP-BP
口径0.2mm
プッシュ
上カップ

とても細かい部分が描けます。特にウレタン塗料を使うと1mm以下の極細線が描けます。極端に小さな絵を描く時や、人物の目など細かい作業をする時に使います。

口径の小さなエアブラシはミスト(霧)も非常に細かく、繊細なグラデーションが出来るのですが、噴霧パターンが狭いので広い面をムラ無く吹く作業には向いていません。

ノズルの口径が小さい為、塗料をかなり希釈しなければノズルがすぐに詰まってしまう欠点もあります。

0.3mmのエアブラシ

イワタHP-CH
Iwata HP-CP
口径0.3mm
プッシュ式
上カップ

先程説明した様に、一番オーソドックスな口径で、殆どの方がメインエアブラシに使っています。中線から極細線まで描く事が出来ますので、初心者の方はまずこの口径のエアブラシを購入するのが良いです。

0.5mmのエアブラシ

イワタHP-CR

Iwata HP-CR
口径0.5mm
プッシュ式
上カップ

太線から細線まで描けますので大きな絵を描く時や白専用として使います。広い面をフラットにペイントする時は、口径が大きい程向いています。

口径が大きいので早く、吹き付けパターンも広いのでムラ無く仕上げる事が出来ます。

機種によってはホワイト専用として使用すると使い易いです。ホワイトは顔料の特性上すぐに詰まってしまう傾向がありますので、0.5mmの口径と短いニードルの機種が詰まりにくくお勧めです。

又、スマホカバーなどの小物のクリアーを吹く時にも1本持っていると重宝します。


0.6mm以上のエアブラシ

イワタHP-G6

Iwata HP-G6

口径0.6mm
トリガー式
吸い上げ式、プラスチックボトル

やや大きな面をペイントする時に使います。広い面に限定して使い分ければとてもスピーディーにペイント出来ます。

また、小物のクリアー塗装にも十分使えます。エアブラシ用の小さなコンプレッサーを使う場合は少ない空気量でも使える右画像の様な専用のエアブラシが必要です。

プッシュ式とトリガー式

プッシュ
Iwata Hi Line HP-CH
口径0.3mm
プッシュ式
上カップ

トリガーHP-TR1
Iwata HP-TR1
口径0.3mm
トリガー式
サイドカップ

右上の画像がプッシュ式、下がトリガー式です。良く見るとプッシュ式は上部真ん中にボタンが付いていますが、トリガー式は下にレバーの様な物が付いています。

このボタンやレバーの様な部分を微調整しながら塗料を出します。

このプッシュ式とトリガー式はエアブラシを使う方によって完全に2つの流派に分かれています。私はプッシュ派です。

トリガーは初心者の方にも扱い易く、長時間描いていても疲れない優れものです。

しかし欠点も有ります。機種が少ない事と、すべてのトリガー式には塗料の容器が横に付いていて掃除が面倒とか・・・

それともう一つの欠点はトリガー式に慣れてしまった人はプッシュ式を絶対使えない事です。私の生徒さんでもチャレンジした方が何人も居ましたが、結局使える事が出来ませんでした。

私はプッシュ式を長い間使っていますが、トリガー式の生徒さんがスクールに来てもそのまま生徒さんのエアブラシを借りて使う事も出来ます。

どちらがいいかは教える先生によるかもしれませんが、私はプッシュ式をお勧めしています。

種類が豊富にある事、場合によってはトリガーも使える事が理由です。

空気調整バルブ、プリセットハンドル付きエアブラシ

イワタHP-CH
Iwata Hi Line HP-CH
口径0.3mm
プッシュ式
上カップ

塗料カップの下にネジの様なものが付いているタイプがあります。

これは空気の量を調整するバルブです。

これは必要無いです。(必要無いのはエアブラシアートを描く前提としてで、空気調整バルブが必要な作業もあります)

このバルブが付いているせいで、少し空気が弱くなってしまい、他のバルブ無しタイプのエアブラシに変えた時、わざわざ空気圧を再調整しなければなりません。

それとエアブラシの後ろの方にもネジが付いていますね。

これはプリセットハンドルと言って塗料の量を調整するネジです。これもどちらかと言うと必要有りません。もし付いていても常に全開にするか外します

上カップ、サイドカップ、吸い上げ式

イワタHP-BCS
Iwata HP-BCS
口径0.5mm
プッシュ式
吸い上げ式
プラスチックボトル

カップとは塗料を入れる容器の事です。上カップはエアブラシの本体に直付けになっているタイプ、サイドカップはエアブラシの横に付いているタイプ、吸い上げ式はエアブラシよりも下に付いているタイプ(上の画像参照)です。

先程も少し触れましたが、サイドカップは色を変える時に掃除が面倒です。角度が自由に変えられますが、私は掃除の楽な上カップを好んで使っています。

それと右の画像の様な吸い上げ式のエアブラシもとても掃除が楽です。

イワタエアブラシ

中にはカップの無いタイプもあります。塗料を希釈せず直接入れるネイルの方が使うタイプです。このタイプのエアブラシはエアブラシの本体部分が塗料カップとなります。このタイプのエアブラシは希釈が出来ないのでエアブラシアートには向きません。

これでエアブラシは一通り説明しましたが、色々な種類が出てきてもっと分からなくなってしまいましたね。次のページでは私の実際に使っているお勧めエアブラシを紹介します。

お勧めエアブラシ

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