こちらはXP-825Pの分解図です。
XP-825プレミアムです。
テールキャップを外します。
ニードルストップネジを外します。
スプリングガイドとスプリングを取り外します。
ニードルを慎重に抜きます。
ニードルガイドを抜きます。
押しボタンを抜きます。
ニードルキャップ、ノズルキャップを外します。
ノズルを付属のレンチを使って取り外します。
エアバルブ部分のネジをピンセットなどを使って取り外します。
説明書ではこの部分は分解不可とありますが、ゴムのパッキン類が何個もありますので分解しなければシンナー洗浄出来ません。
エアバルブ部分が出てきます。
割りばしなどを使って中の筒を抜きます。割りばしはカッターなどで太さを調整して下さい。
こちらが中の筒です。
ニードルの裏などを使ってOリングを取り外します。
こちらがOリングです。
細長いマイナスドライバーを使ってニードルパッキンネジを取り外します。必要無ければ取り外さない方が良いですが、ここの塗料漏れが原因で分解清掃する事になると思いますので、説明を入れておきます。
こちらがです。ニードルパッキンは奥に残ったままになっています。テフロン製なので取り外す必要はありませんが、取り外したい場合ニードルの裏などを使って取り外します。
ここまで分解したらゴムのパッキン類はすべて取り外しましたので、シンナーを付け放題です。もう一本のハンドピースに洗浄用シンナーなどを入れて洗浄します。汚れがひどい場合は洗浄用シンナーに一晩漬けておくと良いでしょう。
特にノズルとノズルキャップは丹念に洗浄します。
押しボタンをニードルガイドに塗料が付いていたら、こちらもシンナーで洗浄します。塗料が付いていると押しボタンの動きが悪くなり、操作に支障が出ます。
押しボタンとニードルガイドにオイルを指します。
ここから組み付けです。Oリングを取り付けます。ニードルの裏などを使って取り付けると良いです。
エアバルブの筒を取り付けます。ニードルの裏などを使って奥まで押し込みます。
エアバルブとスプリングを取り付けます。ゴムパッキンが下に来るようにセットします。
ピンセットを使ってネジを締めます。
Oリング止めネジを取り付けます。
ニードルの裏を使います。
ネジを食わせます。
マイナスドライバーで締め付けますが、ネジが止まった所から数ミクロン締める程度で大丈夫です。締め過ぎるとパッキンが潰れてニードルが刺さらなくなってしまいます。また緩過ぎても塗料が漏れて来てしまいますので、あとでニードルを刺した時に少しだけ抵抗がある程度が締め頃です。
ノズルを取り付けます。エアテックス製ハンドピースはノズルにパッキンが付いていますので、レッドパテなどは不要です。
ノズルキャップ、ニードルキャップを取り付けます。
押しボタンを取り付けます。切り込みがある方が後ろ側です。
ニードルガイドを入れます。
スプリングを入れます。
スプリングガイドネジを入れます。スプリングガイドネジは目いっぱいまで締めこみます。
ニードルストップネジを付けます。
ニードルを慎重に取り付けます。この時軽く抵抗がある程度がニードルOリング止めネジの締め頃です。固かったり緩かったりする場合は再度ニードル分解してOリング止めネジを調整して下さい。
ニードルストップネジを締めます。
テールキャップを付けて完成です。